3Dポリラインの作成
概要
2Dのデータにおいても「高さ」という項目が存在することはあります。しかしこの「高さ」は1つのオブジェクトに対して一律の値しか設定できないことが多く、それが2Dデータと3Dデータの大きな違いであり、ポリラインと3Dポリラインの違いとなります。ポリラインで説明すると構成する点毎に高さを設定できるか、それとも一律でしか設定できないか、という違いになります。
地形などのデータでは基本的に等高線や等深線といった高さが一律のデータを取り扱うことが多いため、3Dポリラインの出番は少ないかもしれません。しかし製造物・構造物のモデリングといった図面から3Dデータを作成する際には意外と3Dポリラインは活用されます。特に面を押し出すガイドとして使用する機能はとても便利で複雑な形状を簡単に作成できたりします。
このプログラムは3Dポリラインのみを作成するという簡単なプログラムですが、必要となる人はぜひ便利に使ってみてください。
プログラムの使用方法
作成の手順
このプログラムではポリラインの数と、その座標情報から3Dのdxf(dwg)データを作成します。使い方は入力ファイルにデータを入力し、exeを実行するだけです。
入力ファイルについて
入力ファイルの入力方法を以下に載せてあります。
1行目 :3Dポリラインの数を入力
2行目~:
1つめの3Dポリラインの構成点数n
構成点①のx,y,z座標
構成点②のx,y,z座標
構成点③のx,y,z座標
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構成点nのx,y,z座標
2つめの3Dポリラインの構成点数m
構成点①のx,y,z座標
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3Dポリラインの数だけ上記を繰返します。
※各値の区切りはカンマもしくはタブで区切ります。
プログラム及びサンプルデータ
プログラムをダウンロードする方は下記のダウンロードボタンよりご利用ください。
サンプルデータの画像を以下に示しています。適当に作成したデータのため、あまり見栄えは良くないかもしれませんが一応3Dポリラインということは把握してもらえるかと思います。